この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
愛犬がトイレの場所を全然覚えてくれなくて困ってませんか?
トイレに連れて行ったのにしてくれない、ケージからだしたとたんに床にしてる!なんてことありますよね。
どうしたらトイレの場所を覚えてくれるんだろう
犬のしつけにおいてトイレを覚えることは特に重要。
トイレの場所を覚えないと「いつまでたっても好きな場所でしてしまい、後始末に追われる日々が続く」という状況に陥ってしまうからです。
私はダックス2頭を自分のトイレで排泄させることに成功しました。最近ではAmazon Kindleで「ミニチュアダックスフンドの飼い方・しつけ方」を出版しました。
そこでこの記事では、愛犬にトイレのしつけを覚えさせ、自分でトイレに行けるようにするまでの手順をまとめて解説します。
この記事を読めば、「トイレのしつけに悩んでいる飼い主が、愛犬にトイレの場所を覚えさせる本当の手順」が全てわかります。
私が11年ダックス飼って経験してきた、犬のトイレのしつけをまとめました。愛犬にトイレのしつけをさせたい方は最後まで読んでください。
トイレのしつけの重要性
トイレは最も重要なしつけの1つ。
決められた場所でトイレができないと、いつまでも愛犬から目が離せず掃除の回数も増え、飼い主の負担が増えます。
毎日どこでするかわからない、愛犬の排泄を待つのは大変。
またドッグランやドッグカフェなどではマナーパンツをはかせなければいけなくなります。
外でしか排泄しない子になると、天気が悪い日、飼い主の調子が悪い日でも散歩に行かなくてはいけません。
外でも家でも決められた場所で排泄できるようにしつけることが大切。
愛犬と飼い主が快適に暮らせるように、しつけは大事だね。
トイレを失敗する5つの理由
トイレを失敗するには理由があります。
第一に、犬はトイレの場所を教えないと覚えることはできません。
それ以外にトイレを失敗する理由をあげたので一つずつ解決していきましょう。
- 失敗して怒られたから、隠れてしている
- トイレの場所が悪い
- ベッドとトイレが近い
- トイレのサイズが合っていない
- マーキングに夢中
失敗して怒られたから、隠れてしている
これは失敗の原因として多いです。
トイレを失敗しても叱らない
叱ってしまいがちですが、ここで叱ってしまうと犬は排泄したこと自体を叱られたと勘違いしてしまい、飼い主にバレないように隠れて排泄してしまいます。
粗相しても黙って掃除することが大切!
トイレの場所が悪い
トイレの場所が悪いと、落ち着いておしっこができないと感じている。
人が多く行き来する場所にあるなら、落ち着いてできる静かな場所に移動する。
ベッドとトイレが近い
キレイ好きな犬の場合、ベッドとトイレが近いのが嫌でトイレで排泄しない場合があります。
子犬の頃はケージ内にトイレを置いても排泄してくれたのに、成犬になったらしなくなったということもあります。
うちの子たちはまったく気にしてませんでした(笑)
トイレのサイズが合っていない
トイレのサイズはトイレの上でくるくる回れるスペースがある大きさを選びましょう。
子犬のときはレギュラーサイズでいいですが、ダックスは胴長なので大きめの子はワイドサイズを選んでもよし。
マーキングに夢中
男の子の場合、生後6カ月後頃から思春期にはいり縄張り意識が高くなる。
そのため部屋のあちこちでマーキングをするように。
思春期が来る前に去勢手術をすればある程度マーキングは抑えられます。
去勢手術についてはこちらをご覧ください。
トイレをわざと失敗する5つの理由
- かまってほしい
- トイレが汚い
- 精神が不安定、ストレス
- 分離不安症
- 病気
かまってほしい
飼い主にかまってほしくてわざと粗相する子がいます。
実家で飼っているワンコはこのタイプです。
他にも吠えたり噛んだりする子もいるので、愛犬にさみしい思いをさせないようしっかりコミュニケーションをとりましょう。
トイレが汚い
キレイ好きな子は、トイレが汚いと別の場所でトイレをする可能性があります。
トイレは常にキレイにしておきましょう。
精神が不安定、ストレス
引っ越しなどの生活環境の変化で今までできていたトイレができなくことがある。
特に新しい犬を飼い始めて、飼い主や子犬とのコミュニケーションがとれずストレスになりトイレをはずしてしまう子もいます。
その場合は先住犬を優先して暮らし積極的にコミュニケーションをとりましょう。
先住犬と2頭目以降の犬が仲良くできない場合はこちらの記事を読んでください。
分離不安症
飼い主など、特定の人と離れることによる不安が精神的にも肉体的にも問題を起こしてしまうこと。
特に飼い主と長く離れることに不安を感じる子は、
・飼い主がもう二度と帰ってこないかもしれない
・飼い主がいない間に怖いことが起きるかもしれない
と思いトイレを失敗してしまう。
飼い主が帰宅したときに「うれション」するのも、分離不安からの反動です。
対処法としては、留守番の時間を減らしたり、気づかれずに外出したりしましょう。
時には無視することも。部屋にいるときも犬がひとりで過ごす時間を作ることが大切です。
病気
特に多いのが膀胱炎。
膀胱炎になると排泄のコントロールが難しくなる。
排泄のタイミングがわからなくなったり、あちこちにトイレをしてしまったりすることがある。
愛犬の様子がおかしいと思ったら動物病院を受診してください。
認知症も原因の一つ。
認知症になると人間と同様トイレの場所がわからなくなり粗相してしまうことも。
オムツをしてサポートしてあげましょう。
正しいトイレの設置場所
すぐにトイレにいけるようケージの近くにトイレを設置する。
排泄前はニオイをかいでクルクルと回る。
トレーニング中はケージの中にトイレシートを前面に敷き詰めておけば掃除が楽!
シートを噛んでボロボロにしちゃう子にはトイレトレイの使用をおすすめ。
私はケージ内にトイレトレイだけ設置して、ケージの周りにシートを敷いてました。
足にトイレトレイの間隔を覚えさせたいのと、留守番させることが多いのでいつでもトイレができるようにさせたいからです。
キレイ好きな子はベッドとトイレが近いと嫌がりますが、子犬のトイレトレーニング中はすぐに排泄できるよう近くに設置しておきましょう。
また留守場が長くてケージに広さがあるならベッドとトイレを離して設置してもいいです。
トイレのタイミングとサイン
子犬は1~2時間おきに排泄をする。
遊んでる最中にしたくなることもあるので、トイレのサインを見逃さずトイレに連れて行こう。
トイレのサインてどんなのがあるの?
子犬がトイレをしたくなるタイミングとサインです。
下の表を見てトイレに連れて行きましょう。
失敗が少ないほど早く覚えます。サインを見逃さずトイレに連れて行きましょう!
ここで我が家の合言葉を教えます。うちはこれでトイレのしつけに成功しました。
とにかく子犬の頃はクンクン・クルクルからのオシッコの流れが多い。
床のニオイを嗅ぎだしたらトイレにつれていき、排泄したらすかさず褒めることが重要!
しつけ用のおやつならこれ!
トイレのしつけ方と手順
子犬にトイレを教えるにはとにかく「得」をさせること。
排泄をしたらすぐにごほうびをあげて、「排泄→ごほうび」を覚えさせます。
トイレに連れて行き排泄を促します。
このとき「トイレ・トイレ」「シー・シー」など声がけをしていけば、「トイレ」と声がけするだけでトイレにいくようになります。
多頭飼いの方は、愛犬の名前を読んでから「〇〇ちゃん、トイレ~」と言ってトイレを促しましょう。
すぐにトイレに連れて行きましょう。
クルクル回りだしてから排泄するまで時間は短いので、クンクンしているのをみたらすぐにトイレに連れて行きす。
トイレのサインはこちら
失敗が少ないほど覚えるのが早くなります。サインを見逃さずに成功体験を増やしましょう。
一番大事なこと。
排泄したらすぐにごほうびをあげて思いきり褒める。
トイレで排泄したらごほうびがもらえると理解させることができます。
排泄したらケージからだして、一緒に遊んであげましょう。
一緒に遊んであげることも、ごほうびになるよ。
しつけは繰り返し行うことが重要。
何度もトイレに連れて行くことで、愛犬が自分でトイレにいくようになります。
私は11年たった今でもトイレのサインがでたら、「コトちゃんトイレ行こうね~」と言ってます。
トイレトレーニングのポイント
ポイントは主に2つ。
失敗しても叱らない
トイレ以外で排泄しても叱ったり騒いだりするのはダメ。
叱ってしまうと排泄そのものを叱られたと勘違いすることがある。
その結果、隠れて排泄したり食糞してしまうことも。
排泄の掃除は大変ですが、叱ってしまうとその後のしつけがもっと大変なことになるため、静かに掃除しましょう。
同じ場所で失敗させないように、消臭剤でニオイを完全に取り除いてください。
トイレをしたらすぐほめる
愛犬がトイレで排泄したらすぐに褒めることが重要。
ごほうびをもらえることで、犬は自分が正しい行動をしていると認識し、その行動を繰り返すようになる。
失敗の数が少ないほどトイレを覚えるので、飼い主はトイレのサインを見逃さず成功体験を積ませよう。
愛犬のストレスを緩和して難しいしつけも効果的に!
トレーニンググッズ
トイレの場所を覚えさせるスプレー
トイレにスプレーして、トイレに連れて行くだけ。
スプレーの中にトイレの場所だと認識させる成分が入っているので、スプレーを吹きかけた場所がトイレだとわかる。
人間には感じられないニオイだから、お部屋も臭くならないよ。
トイレをさせたくない場所にするスプレー
トイレを失敗した場所にスプレーし、同じ場所で失敗しないようにさせる。
犬が嫌がるニオイがついてるので、その場所でトイレをさせないようにできます。
ゴミ箱や家具などイタズラしてほしくない場所にもスプレーしてもいいよ。
こいぬすてっぷ
獣医師監修の子犬の通信教育、こいぬすてっぷ。
トイレのしつけだけでなく、子犬やしつけについてすべて教えてくれるので、不安がある方は利用してみよう。
しつけだけでなく、コマンドを教えてくれたり日用品も届けてくれるから楽しみ!
トイレのしつけQ&A
- トイレをなかなか覚えてくれない
- トイレのしつけを成功させる秘訣は、とにかく失敗を少なくすること。
愛犬から目を離さず、こまめにトイレに連れて行き、トイレで排泄させましょう。
またトイレで排泄しない場合はいくつか原因があるのでこちらをチェックしてください。
- 帰宅時や来客時にオシッコをもらしてしまう
- 「うれション」と呼ばれるもので、嬉しさのあまり興奮してオシッコをもらしてしまうのです。
成長と共に直るのであまり心配する必要はありません。
対策としては、無視するか、ケージからださないなど、愛犬が落ち着いてから声をかけてあげましょう。
- うんちを食べる
- 子犬期の食糞はめずらしくありません。
対処法は、うんちをしたらすぐに片付け食糞をさせないようにする。
空腹からうんちを食べてしまうことも。
またうんちからフードのニオイが残っている場合や質や量が合っていない場合もあるためフードを見直す必要がある。
お腹に寄生虫がいる可能性もあるので、続くようなら動物病院で検査を受けましょう。
愛犬の食糞を確かめるフローチャートです。
※犬の種類や性格によって異なる可能性があるので、参考程度にしてください。
まとめ
トイレのしつけは、飼い主と犬の快適な生活を送るために非常に重要。
トイレトレーニングをしっかりと行うことで、犬と飼い主のストレスを軽減し、健康的で快適な生活を送ることができます。
トイレトレーニングは犬の性格や生活環境によって異なるため、一定の期間が必要なため、飼い主は、焦らずに冷静に対応し、継続的なトレーニングを行うことが重要。