【犬の去勢手術したほうがいい?】手術のメリット・デメリット|術後について紹介!

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オスの子犬を飼うと勧められる「去勢手術」について。
実際手術を受けさせるとなると心配ですよね。

今の皆さんの気持ち
  • こんな小さい体で手術なんて大丈夫?
  • どうして手術しないといけないの?
  • 麻酔って危なそう
  • なにかあったらどうしよう
  • 手術させたいけど費用が高そう

など不安があると思います。結論から言うと

去勢手術最大のメリットは「将来起こりうる病気を予防できる」

ということです。この記事を読んで去勢手術をするかどうか悩んでいる方のお役に立てたらうれしいです。

この記事に書いてあること
  • 去勢手術とは
  • 去勢手術のメリット・デメリット
  • 去勢手術の流れ、費用や体験談

去勢手術とは、睾丸を摘出する手術

去勢手術とは「睾丸摘出術」といい、名前の通り睾丸を摘出する手術。

去勢手術の目的は治療もありますが基本的には「生殖器系の病気の予防」「ストレス緩和」「行動改善」などがあげられます。

手術は全身麻酔をかけて行われます。事前に診察や検査をしっかり行い、信頼できる動物病院にお願いしましょう。

去勢手術をする時期は生後6ヶ月前後がベスト

手術をする時期は性成熟を迎える前の生後6ヶ月前後(5~8ヶ月ごろ)がベスト

うちの子も生後7ヶ月のときに受けました。犬種にもよりますが、ほとんどが1歳までに性成熟を迎えます(人間でいう思春期です) 

オスはマーキングをしたり生殖能力を身につけ始めるので、子犬を飼ったら早めに(1歳までに)と言われるのがこの理由です。

去勢手術のメリット・デメリット

去勢手術のメリット・デメリット

去勢手術のメリット

  • 前立腺の病気、精巣や肛門周辺の腫瘍の予防
  • 性的欲求(メス犬の発情期)に受けるストレスの軽減
  • 生殖行動がなくなるので、望まない妊娠を防げる
  • 他の犬への攻撃性が軽減される
  • 足を上げておしっこする「マーキング」が軽減
  • マウンティングの軽減

去勢手術のデメリット

  • 全身麻酔のリスク
  • 繁殖をさせたくてもできなくなる
  • 肥満になりやすい
まいわんこ
まいわんこ

マウンティングとは、ほかの犬や人の足や身体、クッションやぬいぐるみに覆いかぶさり小刻みに腰を振る行為のこと。

去勢手術の最大のメリットは「将来起こりうる病気を予防できるということ。

私が去勢手術を受けさせることにした理由も「病気になってほしくない」「防げるなら防ぎたい!」「長生きしてほしい」という思いからでした。

他にもドッグランなどで他のメス犬に交配してしまったり、多頭飼いでオスとメスを飼っていて気づいたら妊娠していたなんてことも防げます。

まいわんこ
まいわんこ

計画外の妊娠はぜひ避けたいところ。

手術は全身麻酔で行われますが「絶対に安全」というわけではありません

私も手術の前に麻酔後にあらわれるかもしれない症状があることの説明を受けました。
その症状はこちら↓↓

去勢手術の費用

気になる手術の費用、小型犬の場合は体格などありますが15,000~30,000円ほど。

うちもエリザベスカラー1,000円と手術代17,000円で18,000円でした。

まいわんこ
まいわんこ

エリザベスカラーは犬の体格によって価格が変わります。うちのカニンヘンダックスが避妊手術したときは小さいサイズのカラーを使用したので700円でした。

去勢手術の流れと体験談

手術を受けることを決めたら、まずは動物病院に行きましょう!

行き慣れた病院の方が犬も安心できます。
私もチロルと出会ったペットショップが利用されていた動物病院で手術をしました。

去勢手術の流れ
  1. 病院に予約を入れます:必要に応じて健康検査などが行われます。
  2. 手術前日:夜ご飯を食べさせたあとは絶食させます。水は与えても大丈夫です。もし何か食べてしまったら、病院に相談しましょう!
  3. 手術当日:去勢手術は日帰りでできます。場合によっては1日入院する場合もあります。
  4. 帰宅:当日は麻酔・手術などで疲れているためケージやいつも寝ている場所に連れていき静かに休ませてあげましょう。
  5. 抜糸:術後7~10日後に、病院で抜糸を行います。(病院によっては抜糸の必要がない糸を使っているところもあります)
ミニチュアダックスフント

手術後のチロルです。

麻酔後に現れる症状はありませんでしたが、手術は日帰りなので帰ってきてからはケージで休ませていました。
本人は遊びたがっていましたが、その日はおとなしく!
(本人は不満そうでした・・・)

術後1週間は激しい運動やシャンプーは控えてください。

チロルが手術をした「西岡病院」です。
現在は小池先生にたすきがわたり「こいけ動物病院」になったそうです。

うちの子は生後7か月の時に去勢手術を受けました。
先生から十分説明を受けメリット・デメリットを理解したうえで行いました。

手術をうけさせた理由の一つに、うちには体格がひと回り小さいメスのカニンヘンダックスがいます、もしこの子を妊娠させてしまったら体の小さいカニンヘンダックスがミニチュアダックスフントの子を妊娠してしまうことになります。

それはメスの体にとってとても負担になることだと教えていただいたからでした。

妊娠させるためにオスとメスを飼ったわけではないし、病気の予防にもなるということもあって手術を受けさせました。

メスも避妊手術を受けました。2匹とも11歳になりますが元気に暮らしてますよ^^

「犬の避妊手術」についても詳しく知りたい方はこちら

まとめ

犬の去勢手術について紹介してきました。

去勢手術は「将来起こりうる病気を予防できる」手術。

子犬を飼い始めた飼い主さんは今まさに去勢するかどうか考えていると思います。難しい手術ではありませんが麻酔や手術にはかならずリスクがあります。手術を検討している場合は信頼できる動物病院に相談し、事前に検査をしっかり行いましょう!
今年で11歳になる我が家の愛犬は、大きな病気をすることなく元気に暮らしております^^

カニンヘンダックスの避妊手術の記事もありますので、避妊手術について詳しく知りたい方はこちらの:避妊手術の記事も合わせてご覧ください^^