この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
「うちの犬、トイレの横でオシッコするんだけど、どうして?」
「トイレのしつけはちゃんとしたのに、どうして!」
「毎回床にされると掃除が大変で困ってる」
犬がトイレの横でオシッコをする問題に悩んでいる飼い主さんは多いのではないでしょうか。
この記事を読めば、愛犬がきちんとトイレを使えるようになり、飼い主と愛犬の生活がより快適になると考えています。
愛犬のオシッコ問題に悩んでいる飼い主さんは、ぜひこの記事を参考にして、対策してください。
犬がトイレの横でおしっこする7つの原因
犬がトイレの横でおしっこをする原因は、大きく分けて以下の7つに分けられます。
- しつけの失敗
- 家庭環境の変化などのストレス
- トイレの場所を勘違いしている
- トイレの環境が悪い・汚い
- トイレのサイズが合っていない
- マーキング行動
- 老化が原因
トイレの失敗の原因で一番多いのが、しつけの失敗。
トイレのしつけが十分にできていないと、失敗します。
これは、トイレを失敗したときに叱ってしまったことが原因であることが多い。
粗相したときに「コラッ!」「ダメでしょ!」などと叱ってしまうと、「トイレをすると怒られる」と勘違いしてしまいます。
トイレのしつけが十分にできていないので、もう一度トイレトレーニングを行うことが必要です。
子犬のトイレトレーニングは、叱らず、根気強く、繰り返し!
ストレスを感じている場合、トイレを失敗することがあります。
家族構成の変化や引っ越しなど、環境の変化によって犬はストレスを感じてトイレを失敗することがあるからです。
また飼い主とのコミュニケーション不足によってストレスを感じる子もいます。
そのせいで、トイレ以外の場所で排泄をして、飼い主の注意を引こうとしたり、自分の存在をアピールしたりすることがある。
愛犬の様子を見てストレスを与えないよう、日々コミュニケーションを深めましょう。
一度、粗相をしてしまった場所には、においが残ってる。
犬は嗅覚が優れているので、ニオイの残っている場所をトイレと勘違いしてる。
そのため、犬は過去に粗相した場所をトイレと勘違いしてその場所でオシッコをしてしまう。
また、トイレの場所がベッドや食器の近くなど、排泄をしたくない場所にある場合も犬は粗相する場合があります。
愛犬が間違った場所で粗相してしまったら、ニオイを完全に消しましょう。
犬はきれい好きな動物。
そのため、汚れたままのトイレやトイレの周りが汚れていると、排泄をしたがらないことがある。
またトイレの場所が悪い場合も排泄をしたがりません。
人が頻繁に行きかう場所や明るすぎ・暗すぎ、ベッドとトイレが近いなどが原因で排泄をしない子もいます。
うちの子は、ケージの中にベッドとトイレを置いてますが、排泄してくれます。
トイレのサイズが合わず、トイレの横でオシッコをしてしまう場合はトイレが小さい。
トイレの上でくるくる回ってオシッコをする場合、お尻がトイレからはみ出してしまうことがあります。
ダックスなどの胴長犬は、子犬の頃は今のトイレのサイズでオシッコできたのに、成犬になって大きくなるとトイレから体がはみ出してしまうことも。
そんなときは大きいサイズのトイレを使ってみましょう。
こちらは私が実際に行っているオシッコ対策。
成長と共に体も大きくなったのでトイレのサイズから頭がはみ出すことが多く周りにシートを敷いています。
※ちなみにこの対策はここが自分のトイレの場所だとわかっているからできます。
犬は縄張りを主張するために、自分のにおいをつけるマーキングを行う。
マーキングは、性成熟を迎えたオス犬や発情期を迎えたメス犬で特に多くなる。
引っ越しなど家庭環境に変化があると、犬は落ち着かずストレスでマーキングすることがあります。
また赤ちゃんが生まれたり、新しい子犬や子猫を迎え入れた時などは寂しさからマーキングすることも。
愛犬とスキンシップをとり、ケージに自分や飼い主の匂いのついたタオルをいれて、安心できる居場所を作ってあげましょう。
オス犬は去勢手術を行うことでマーキング行動が抑えられるといわれています。
私もうちの子に去勢手術を行いました。
去勢手術について詳しく知りたい方はこちら。
新しく迎えた子犬と仲良くしてくれなくて困っている方はこちらの記事をご覧ください。
膀胱炎などの病気によって、排泄のタイミングが難しくなることがあります。
膀胱炎の特徴として「頻尿」や「残尿感」があり、あちこちで少量のオシッコをしたり、トイレでオシッコをしてもでていなかったりします。
また高齢になるにつれて、認知症の症状や嗅覚の衰えが原因で排泄のコントロールが難しくなることも。
認知症が原因ならトイレトレーニングを行っても解決しません。
動物病院に連れて行き獣医師と相談したり、オムツや部屋の環境を整えて愛犬をサポートしてあげることが大切。
犬も認知症になるといろんなことを忘れてしまいます。
トイレ横でおしっこするときの解決策6選
- 失敗する場所を正式なトイレ場所にする
- トイレのサイズを確認する
- トイレに囲いを付ける
- トイレの掃除を徹底的にする
- 失敗した場所のニオイを消す
- トイレトレーニングのやり直し
どうしてもそこでトイレをしてしまうなら、その場所を正式なトイレの場所にすることで、間違えずに排泄してくれます。
排泄できたら、しっかり褒めることが大切。
正式な場所以外で粗相してしまった場合は、掃除をしてニオイを消します。
トイレのサイズが体の大きさに対して小さいと、排泄しづらく、トイレの失敗を招く可能性がある。
犬は、排泄する際に、前足を広げて身体を安定させます。
そのため、トイレのサイズが小さいと、犬が前足を広げることができず、排泄しづらくなります。
トイレはトレーの上でくるくる回れるくらいがちょうどいい。
ダックスは胴長なので、クルクル回れてもオシッコするときに、前足やお尻がはみでることもあるので、ワイドサイズを用意してもいいです。
またトイレの周りにペットシートを敷いてトイレのスペースを広げてあげましょう。
うちの子はケージ内のトイレでオシッコをするので、トイレトレイの周りにシートを敷いて漏れても大丈夫な環境にしています。
トイレに囲いを付けることで、犬が排泄した後、トイレの外に出ないようにすることができます。
部屋にトイレを置いて排泄させると、排泄途中でどこかに行ってポタポタ垂らしたり、他の犬が近寄って排泄が邪魔されたりすることがあります。
このような場合は、囲いがついたトイレを選ぶか、トイレの周りにサークルを設置しましょう。
トイレトレイの周りにペットシートを敷いておくとはみ出ても安心。
サークルの中にトイレを設置する場合は屋根があるサークルを選びましょう。
飛び跳ねたり、脱出したりしてケガをする可能性があります。
きれい好きな子の場合、トイレが汚いとわざとその横で排泄をすることがあります。
汚れたトイレに足を付けたくないんですね。
排泄物はすぐに片付け、こまめにペットシートを交換してあげましょう!
私は薄型の大容量のペットシートを使ってこまめに交換してます!
また多頭飼いでトイレを共有しているご家庭の場合は、他の犬の排泄物を嫌がってトイレでしたくない子もいるかもしれません。
その場合もこまめにペットシートをかえるか、トイレを増やしトイレトレーニングをしてトイレの場所を覚えさせることもできます。
うちはそれぞれのケージにトイレを設置しているので、お互い自分のトイレで排泄します。
お互いのトイレで排泄することはないです。
失敗した場所のニオイを消すことで、犬がトイレの失敗をする場所を限定し、失敗を減らすことができる。
また、ストレスを軽減し、トイレのしつけを進めやすくなります。
犬は排泄する際に、自分のニオイを嗅いでトイレの場所を認識するため、失敗した場所にニオイが残っているとその場所をトイレと勘違いします。
特にトレーニング中の子犬は、間違った場所にニオイが残っていると本来のトイレの場所がわからなくなるので、失敗した場所のニオイは必ず消しましょう。
愛犬がトイレの横でオシッコするのではなく、トイレ以外の場所で粗相してしまうのはしつけが不完全。
その場合は、もう一度トイレトレーニングをする必要があります。
成犬の場合では、トイレを覚えるのに子犬に比べると時間がかかりますが、根気強く取り組むことが重要。
詳しいトイレトレーニングについては次で説明します。
犬のトイレトレーニング3ステップ
犬が排泄する場所は一貫して同じ場所にすることが重要。
人が行きかう場所や騒がしい場所は避けます。
我が家では、それぞれのケージにトイレを設置して、トレーニングしました。
こちらが主な犬の排泄のタイミング。
特に床のニオイを嗅いでいたり、クルクル回っていたらオシッコの可能性が高いのでトイレに連れて行きましょう。
こちらの動画は、実家のモカちゃんです。
めちゃくちゃわかりやすいトイレのサインだすので、参考にしてください^^
排泄できたら、声をかけたり、ご褒美を与えたりして、しっかりと褒めましょう。
トイレトレーニングで大事なことは「成功体験」を繰り返しさせること。
トイレができたらおもいっきり、褒めてあげましょう。
以上がトイレトレーニングの3ステップです。
とにかくトイレサインを見逃さず、トイレに連れて行くことが大切。
失敗を少なくし、成功体験を増やすことでトイレを覚えやすくなります。
おすすめのトイレトレーニング用品
犬のトイレトレーニング用品は、犬の性格やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切。
上手に活用して、トレーニングを行うことでトレーニングを成功させることができます。
- トイレ本体
- トイレシート
- マーキングスプレー
- トイレトレーニングおやつ
トイレは愛犬の体型や性格に合わせて選びましょう。
お尻が後ろにはみ出してしまうなら、一つ大きいサイズのものを用意することで解決します。
また周りにシートを敷いてはみ出した部分をカバーすることもできます。
マーキングスプレーは、トイレの場所に誘導するものと、排泄してほくない場所にスプレーするものの2種類があります。
トイレの場所に誘導したいスプレーには、犬が好きなニオイをシートに付けて誘導するもの。
排泄してほしくない場所に、犬が嫌いなニオイをスプレーして、排泄させないもの。
ただこれらのスプレーもすべての子に効果があるわけだはないので、試しに使ってみる!くらいの気持ちで使ってみたらいいと思います。
私もトイレ誘導スプレー使ったことがあるんですが、うちの子にはあまり効果がなかったですね^^;
トレーニング用のおやつは、愛犬の好きなおやつを用意すると喜んでトレーニングしてくれます。
ただトレーニング中は、たくさんあげてしまうこともあり、肥満に気を付けなければいけません。
なるべく小さい物を用意するか、細かくしてあげるといいですね。
私はドッグフードをあげたりしてました。
トイレトレーニングで大切なこと
- 失敗しない環境づくり
- 犬の様子を見逃さない
- 叱らない
- 根気強く続ける
まずはトイレがしやすい環境を作りましょう。
トイレは清潔にし、なるべく静かな場所に設置。
トイレのサイズや愛犬のトイレスタイルに合わせたトイレを選びましょう。
犬は、食後や運動後、寝起きなど、排泄しやすいタイミングがあります。
これらのタイミングを見計らって、トイレに連れて行きましょう。
愛犬の様子を見逃さないで!
失敗したら、叱らずに落ち着いて掃除しましょう。
叱ってしまうと「トイレをすると怒られる」と勘違いします。
トイレトレーニングの基本は叱らないこと、叱らないことでトレーニングがスムーズに行われます。
「もうっ!」という気持ちはわかりますが、心を無にして掃除してください!
トイレトレーニングには時間がかかります。
特にもう一度トレーニングしようと思っている場合は、根気強く繰り返しトレーニングしましょう。
まとめ
犬がトイレの横でオシッコする原因はたくさんありますが、その行動には解決策があります。
考えられる原因をみつけ対策すれば、愛犬もトイレトラブルで困ることがなくなり、飼い主さんの悩みも解決します。
ぜひこの記事を読んで、愛犬との幸せな生活を送ってください。