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愛犬がうんちを食べる(食糞)のを止めさせたいですよね。
適切な方法を用いて食糞を防止することで、健康的な生活を送ることができます。
飼い主として、犬の健康について常に気を配っていると思いますが、食糞についてはどのように対処すればよいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、犬の食糞の原因や実際に私が行った対処法、食糞を防止するためのグッズやサプリメントについて紹介します。
犬が食糞をする理由にはストレスや栄養不足、消化器系の病気などが原因とされていますが、具体的な原因についてはまだ解明されていません。
食糞を防止するために、ストレスの軽減や犬に与えることができる栄養素や酵素などが有効です。
犬の食糞は、飼い主にとっても犬にとっても問題となることがありますが、適切な方法を用いて防止することができます。
犬が健康的な生活を送るために、飼い主は犬の健康について常に気を配り、適切な対処法を行いましょう。
食糞する6つの原因
犬がうんちを食べる行為は異常ではありません。
野生動物の名残りからくるものや、母犬が仔犬のお世話をするための自然な行動といわれています。
しかし、食糞の理由や原因によっては健康上の問題がある場合もあります。
自分以外の排泄物を食べる場合は、寄生虫や伝染病の危険があります。そのため、絶対近づかせないことが大切。
犬が食糞をする原因は主に6つ。
- 栄養不足・消化不良
- 飼い主の気を引こうとしている
- 興味・好奇心旺盛
- 退屈
- 恐怖心
- 病気
栄養不足・消化不良
食事の量が少ない、また必要な栄養素や酵素が不足しているとうんちを食べてしまうことがあります。
うんちを食べることで空腹を満たし、必要な栄養素を補おうとするからです。
またフードが合わず消化不良を起こしている場合、栄養の吸収が足りずうんちを食べてしまうことも。
消化不良のうんちはドッグフードのニオイが残り、ごはんだと勘違いして食べることもあるよ。
子犬の場合は消化器が未発達で消化不良を起こすことがありますが、成犬や老犬の消化不良の場合は病気の可能性があるので1日に5回も6回もウンチをする場合は獣医師に相談することをおすすめします。
飼い主の気を引こうとしている
飼い主さんにかまってほしくて、うんちを食べて関心を引こうとします。
うんちを食べたときに声をかけたり、近づいたりしていませんか?
飼い主さんにかまってもらえたと思い「うんちを食べたらかまってもらえるんだ!」と勘違いしてしまう。
うんちをとるときは無反応で片付け、一緒に遊んだり運動をしたり愛犬がストレスを溜めないようにしてあげるとこが大切。留守番をさせる時は、出かける前に多めに運動させましょう。
興味・好奇心旺盛
子犬は好奇心旺盛な性格や探索行動によって、自分のうんちや他の動物のうんちに興味を持ってしまうことがある。
食糞をすることで、興味や好奇心を満たし、また味覚的な刺激を得ることができ、飼い主の注意を引こうとします。
うんちが放置されたままであったり、視界に入る場所に放置されている場合、子犬が食糞をしてしまうリスクが高くなります。
- 排泄物を即座に片付け、放置しない
- 子犬の行動範囲を限定し、危険な場所には近づけないようにする
- 子犬が他の動物の排泄物を食べないように、監視する
- 子犬が十分な栄養を摂取しているか、かかりつけの獣医師に相談する
以上のような対策を行うことで、子犬が食糞をするリスクを減らすことができます。
退屈
犬が退屈を感じる状況は、飼い主が長時間家を空けている場合や、犬が十分な運動や刺激を受けられていない場合などが考えられます。
環境の変化やストレスなどが原因で、犬が不安定な状態に陥った場合、食糞することがあるかもしれません。
犬が退屈を感じないように、適切な運動や刺激を与えることが予防策の1つ。
また、犬が食糞した際には、反応しないように心がけることも重要。
犬が食糞する場合には、その背景にある要因を正しく理解し、適切な対処を行うことが大切です。
愛犬のストレスを少しでもなくしてあげよう!
怒られたトラウマ
過去にうんちを食べたことで叱られた経験から、犬はうんちを隠そうとして食糞をすることがあります。
「うんちをしたから怒られた」と勘違いして、隠れてうんちをするようになったり隠そうとして食糞の習慣化につながる。
また、犬が食糞しやすい環境を作ってしまわないことも大切。
例えば、排泄物が放置されていたり、食事の残りが散乱していたりする場合には、犬が食糞をする可能性が高くなります。
社会化を十分に行い、犬がストレスを感じないように、適切なトレーニングや運動、遊びを提供することが大切。
食事の管理や排泄物の処理にも注意を払い、食糞を誘発する環境を作らないこと。
病気
寄生虫感染は、犬が食糞する主な原因の一つ。
寄生虫は、犬の消化器官に寄生し栄養素を奪い取ることがあるため栄養不足を感じ、食糞行動をとる可能性があります。
寄生虫の主な感染経路は
- 母子感染(胎盤感染)
母犬の体内に潜んでいた寄生虫が母乳や胎盤から子犬に感染。 - 回虫卵を食べる(経口感染)
寄生虫に感染した犬のうんちを食べることで感染。 - 皮膚から感染(経口感染)
土の中にいる幼虫(犬鉤虫)が皮膚から侵入して感染。
他の原因が考えられない時は寄生虫を疑い、早めに病院に行きましょう。
食糞が健康に及ぼす影響
食糞をしたからといって、すぐに重篤な病気につながるということではありませんが、放置するのはよくありません。
寄生虫が感染したうんちを犬が食糞をすると、そのうんちに含まれる寄生虫が体内に入る。
寄生虫は必要な栄養や消化酵素を奪い取るため、犬の栄養バランスが崩れてしまうこともあります。
また犬の消化器系に影響を与えるだけでなく、人間にも感染することがあります。
例えば、寄生虫の卵は犬の鼻や口についていることがあるので、口を舐められたり、一緒のベッドで寝たりすることで感染することもあります。また子供の場合は砂場から感染することも。
犬の回虫症は人に感染する可能性がある、共通感染症として重要な病気。
食糞をやめさせる対策
子犬の頃の食糞は自然なことで、成長とともにしなくなることが多い。
ここでは食糞を止めさせる方法について紹介します。
成犬の場合は時間がかかることがあるので、1人で抱え込まず、獣医師やドッグトレーナーに相談しましょう。
うんちを食べられる環境を作らない
とにかくうんちをしたら黙ってすぐに片付けること。
食べようとしているときに「あー!食べちゃダメーー!」と大きな声で叱ることはやめてください。
犬は怖がって「うんちをしたら叱られた」と勘違いして次から隠れてするか、うんちを隠そうと食べてしまいます。
私、大きな声だしちゃってた!
それじゃぁ悪循環だよね。
留守中の食糞は、食事のタイミングをずらす
外出から帰ってきてケージの中がうんちでグチャグチャになっていると、気が滅入ることありますよね。
そんな時は、外出する前に排便をするようにコントロールすることで、食糞を軽減することができます。
愛犬の排便のタイミングを観察して、食事や運動の時間を調節し出かける前に排便してくれるようにコントロールする。
ごはんを食べてすぐに運動するのはやめてください。
食事の量を見直す
食事の量を見直してください。
太ると健康に悪いからとフードの量を少なくした結果、お腹が空きすぎてうんちを食べてしまうことも。
上の環境省のペットフードガイドライン、犬のボディコンディションスコア(BCS)で愛犬の体型を確認してください。
まずは愛犬の体型がどの状態にいるのか知ることが大切ですね。
獣医師と相談し、栄養バランスのとれた食事を与えることで、犬が満足感を得られるようにする。
運動量を増やす
犬が運動不足の場合、ストレスを感じやすくなり、食糞をする可能性が高くなる。
留守番をさせることがあるときは、その前に運動したり一緒に遊んだりしてストレスを発散させましょう。
ストレスが原因の場合、遊んであげることで食糞がピタッと止まるケースも。
リードを使用して散歩をする
犬が散歩中に食糞をすることを防止するために、リードを使用して散歩をする。
公園や広く自由に遊べる場所でロングリードで遊ばせる方も多いと思います。
ロングリードだと犬が遠くで他の犬のうんちを触っている可能性もあるので、注意が必要です。
そもそも犬のうんちは持ち帰らないといけませんよね。
食糞をしなかったことをほめる
うんちをしたら愛犬を呼び、飼い主の方へ行くとおやつなどのごほうびをあげてほめる。
これを繰り返すことで「うんちのあと飼い主の方へ行くといいことがある」と覚えます。
「オイデ」を覚えているとなおいいですね。
不快な臭いをつける
うんちに興味があるわんちゃんには、うんちになめると辛いスプレーをかける。
トウガラシエキスが入ったスプレーをかけることで、「うんちはまずい」ということを覚え食べなくなる方法です。
私が実践した食糞対策
ここでは私が実際行った食糞防止対策を紹介します。
この方法が全ての犬に効果があるとは思いませんが、気になったら一度試してほしいです。その方法は
外出の30分前に外に連れ出す。
これだけです。
飼い主が自分を置いて外出するとき、犬はそわそわしたり動き回ったりしませんか?
うんうん。私の周りを歩いたり、ソワソワしてる。
そんな状態でうんちを促してもしてくれませんよね。
そんなときは、抱っこして外に連れ出します。
外の空気に触れさせて部屋に戻ると、割とうんちをしてくれます。
そうなればこっちのものです。うちのチロルの場合はこの時にうんちをすると帰ってきてもしていないことが多いです。
それでもうんちをしてしまったら、しょうがないと諦めて黙って片付けます。
- 外出30分前に抱っこして外に連れ出す
- 外の空気に触れさす
- 部屋に戻りケージに入れる
食糞対策を検索しても、具体的な方法が書かれたものがないので実際に私が行っている方法を紹介しました。
まだこの方法は試したことがない方は1度試してください^^
うんちの回数が多いのはフードがあっていない
子犬の場合は1日3~4回食事をするので自然とうんちの回数が多くなりますが、成犬になると1日2回になることが多いので排便は1日2~3回ほど。
個体差があるので1日1回が普通の子もいます
犬のうんちの硬さや形も普通なのに排便回数が異常に多い場合、食物アレルギーが原因であることがあります。
食物アレルギーは、犬が食べた食べ物に含まれるタンパク質に対して免疫反応が起こり、消化器系に症状が現れる疾患のこと。
食物アレルギーによる症状は様々で、一般的には下痢や嘔吐、皮膚炎、かゆみ。また、腸内細菌のバランスが崩れ、下痢を引き起こすこともあります。
食物アレルギーによる症状が現れる場合、まずは獣医師に相談し、適切な検査を受けることが重要。
食物アレルギーが疑われる場合、アレルギーの原因となる食べ物を特定し、避けることが治療の基本。
獣医師の指導のもと、犬に合った食事療法を行い、食物アレルギーの症状を改善させることができます。
アレルギー除去のフードに変える
食物アレルギーが原因でうんちの回数が多い場合、
アレルゲンとなる食品を除去したフードを与えることでうんちの回数が減り、食糞をしなくなる。
病院でアレルゲンの特定をしている場合は、その食品を除去したフードを与えます。また病院でフードを勧められることも。
アレルゲンを特定していない場合ですが、よく原因としてあげられるのが、牛、鶏、ラム、大豆、トウモロコシ、小麦などの穀類、卵や乳製品があります。
アレルギーはタンパク質に反応するので、フードは1種類の肉や魚が使われたドッグフードを選んで与えましょう。
まずはこの食品を除去したフードを与えて1ヶ月食べさせてみてください。
これを繰り返すことでアレルゲンの特定につながります。
余計な添加物がはいっていないかもチェックしましょう。
うちのチロルもアレルギーがあり、今はアカナ パシフィカレシピという、魚を使ったフードを食べています。
袋を開けると魚の香ばしい香りがして、おいしそうに食べてます。
このフードに関してはこちらの記事をご覧ください。
腸内環境を整えるサプリメント
食糞をする理由に消化不良や栄養不足があります。
栄養不足のために自分のうんちを食べるのです。
酵素は犬の消化を助け、栄養の吸収を促進するため食糞のリスクをへらすことができる。
犬は肉食なので自分自身の体内で酵素を生成するのが苦手。そのため、生の食べ物から酵素を摂取する必要があります。
しかし加熱してあるドライフードやウエットフードを食べている犬は慢性的に酵素が不足。
酵素サプリメントは、犬が消化をするために必要な酵素を含んでおり、消化を助けることができる。
消化がスムーズに進むと、犬は栄養を十分に吸収できるため、栄養不足のリスクが減り、栄養不足が解消されると、犬が自分の糞を食べる可能性が減り、食糞を防止することができます。
ただし、食糞をする原因は複数あるため、酵素サプリメントだけでなく、運動やストレス解消などの対策も併用することが重要。
【ペット健康館】犬猫用の健康サプリメントは「酵素」と「プロバイオティクス」のダブルパワーで、腸内環境を正常化。
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Q&A
- 食糞は犬の健康に問題ある?
- 犬が食糞をすることが直接的に病気の原因となることは少ないが、食糞が原因で起こる病気も存在する。また、犬が食糞をする行動は、何らかの健康上の問題がある可能性があるため、定期的な健康チェックが必要でです。
- サプリメントを使うことで、食糞が減るのか?
- サプリメントを使うことで、腸内環境が正常化されうんちのニオイが減少し、食糞をする可能性が軽減される可能性があるということです。
まとめ
犬の食糞について解説してきました。犬が食糞をする理由として、栄養不足やストレス、行動的な習慣などが挙げられます。また、食糞が健康に悪影響を与えることもあります。
そこで、犬の食糞を防止する方法として、トレーニングやフードの切り替え、サプリメントの使用があります。
犬の食糞を防止するためには、犬を見守り、食べる前に注意を促すトレーニングが効果的。
また、食糞を防止するため、食糞対策スプレーやフードの切り替え。さらに、食糞を防止するためのサプリメントの使用も効果的。
選ぶ際には犬の性格や状況に合わせて慎重に選ぶことが必要です。
最後に、1度は獣医師に相談して適切な対策を行うことが重要です。