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じゃがいもは犬に与えても大丈夫です。
じゃがいもには、炭水化物、ビタミンC、カリウム、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。
これらの栄養素は犬の健康に欠かせないものばかり。
ただし、芽や緑がかっている部分にはソラニンという有害物質が含まれているため取り除く必要があります。
また生ではなく、加熱して与えることも重要。
ただし、じゃがいもは食べ過ぎると、体重増加や下痢などの原因となる可能性があるため、与える量には注意が必要。
この記事では、じゃがいもの栄養や愛犬に与える際の注意点を詳しく紹介します。
犬はじゃがいもを食べても大丈夫!
犬は、じゃがいもを食べても大丈夫。
じゃがいもには、犬の健康維持に必要な栄養素が豊富に含まれています。
ただし、芽や緑がかっている部分はソラニンという有毒物質を含んでいるため、取り除きましょう。
生のままではなく、加熱してあげましょう。
じゃがいもの栄養素
皮なし/蒸し | 皮なし/電子レンジ | |
---|---|---|
エネルギー | 76g | 78g |
水分 | 78.8g | 77.6g |
タンパク質 | 1.9g | 2.1g |
脂質 | 0.3g | 0.2g |
炭水化物 | 18.1g | 19.2g |
灰分 | 0.9g | 0.9g |
文部科学省「食品データベース」https://fooddb.mext.go.jp/index.plより参照
・炭水化物
・食物繊維
・ビタミンC
・カリウム
炭水化物
エネルギー源となる栄養素。
特に運動量の多い犬や成長期の子犬には欠かせない。
犬の食事はタンパク質、脂質、炭水化物などの栄養素がバランスよく含まれていることが理想的。
炭水化物が不足すると筋肉量の減少や赤血球の機能不全の危険性があり、過剰に摂取すると体脂肪に蓄積されます。
炭水化物の摂取量は個体差を考え、調整する必要があります。
食物繊維
食べ物の中に含まれ、人の消化酵素で消化することのできない物質。
消化器官の健康を促進し、便通を整えて便秘を防ぐのに欠かせない。
糖尿病や肥満、高コレステロールなどの病気の予防につながる。
ドッグフードでは使用されている食材に多くの繊維が含まれているため問題ありません。
ただし手作りフードでは極端に不足していることがあるので注意が必要です。
また過剰に摂取すると、ミネラルの利用率を下げるので注意が必要。
犬の健康維持のためには、食物繊維を適切な量とバランスよく与えることが大切。
ビタミンC
ビタミンCは、犬の健康維持に必要な栄養素で。
抗酸化作用があり、免疫力を高める働きがあります。
ビタミンCは、果物・野菜・内臓系の肉に多く含有してます。
犬は人間と違い、体内でビタミンCを合成できるため必要なビタミンではありませんが、他の動物に比べて合成能力が低いため補給が必要。
ビタミンCが欠乏すると「壊血病」に陥りますが、体内で合成できる犬は壊血病になることは稀です。
「壊血病」とは・・・
全身に出血がおこりやすくなり,貧血をおこす。
また全身の倦怠感、歯や歯ぐきからの出血など。
カリウム
カリウムは犬にとって重要なミネラルであり、正常な神経機能や心臓機能、筋肉収縮に必要。
バランスの取れた食事で適切なカリウムの摂取を確保することが重要。
カリウムは、ナトリウムとともに酸塩基平衡を保つ上で重要な働きをしています。
酸塩基平衡とは、体内での酸性物質とアルカリ性物質のバランスを保とうとする仕組みのこと。
じゃがいもを与える際の注意点
犬にじゃがいもを与える際は、以下の点に注意しましょう。
・芽や緑がかっている部分は食べない
・生のままで与えない
・味付けをしない
・栄養補給の目的で与える
芽や緑がかっている部分は食べない
芽や緑がかっている部分には、ソラニンという有毒物質が含まれています。
ソラニンは、嘔吐や下痢、めまいなどの症状を引き起こす可能性がある。
大きめに切り取り、必ず取り除いて与えましょう。
生のままで与えない
生のじゃがいもには、消化酵素が十分に働かないため、消化不良を起こす可能性があります。
必ず蒸したり、茹でたり、電子レンジで調理するなど加熱して与えましょう。
じゃがいもの皮も消化しにくいので剝いてください。
味付けをしない
犬に与える際は、味付けをせず加熱したものだけを与えてください。
人間が食べるコロッケやポテトサラダには塩コショウはもちろん、犬が食べてはいけない玉ねぎが入っているので絶対にあげないでください。
栄養補給の目的で与える
ドッグフードは、犬の健康維持に必要な栄養素をバランスよく含んでいます。
そのため、ドッグフードで栄養バランスが整っている場合は、じゃがいもを栄養補給の目的で与えるようにしましょう。
まとめ
犬は、じゃがいもを食べても大丈夫。
炭水化物や食物繊維、ビタミンC、カリウムといった栄養も豊富で調理もしやすいです。
愛犬の体格や体重によって量を調整し以下の注意点を守って与えましょう。
・芽や緑がかっている部分は取り除く
・生のまま与えない
・栄養補給として与える