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「食べ物で誘っても中に入ってくれない!」
「抱っこしようとすると吠えたり噛んだりしてくる!」
「捕まえようとするととにかく逃げる!」
結論からいうと愛犬がケージに入ってくれないのは
「閉じ込められたくない」から
そのためにも自由に遊べる時間を増やすことがすんなりケージに入ってくれるコツ。
大切な家族との時間をより充実させるために、愛犬との信頼関係を築きたいですよね。
この記事は、あなたが忙しい日常の中で効果的な解決策を見つける手助けとなるはず。なぜケージに入らないのか、その理由と実際に私が行ったハウストレーニングの方法を紹介します。
トレーニングを行えばこのように自分から進んでケージに入ってくれます。
愛犬がケージに入らない理由
犬がケージに入らない理由は個体によって異なりますが、一般的な理由には愛犬に合っていないケージの選択、嫌な経験に基づくケージへの不信感、愛犬の不安やストレスが挙げられます。
ケージが合っていない
犬にとってケージが狭すぎたり、形状やデザインが不快だったりする場合、犬はケージに入ることを嫌がることがあります。
犬種やサイズに合った適切なケージの選択が重要。
たとえば、トイレとベッドが近すぎて窮屈に感じ愛犬のストレスになっている場合がある。
長時間の留守番をさせるときは、おもちゃで遊べるくらいの空間があるケージを選ぶように。
チロルを飼い始めたころの写真です。
大きなボールで遊んでます。
噛み癖のある子で破片の誤飲が心配な子はいれないでください。
ケージに対して嫌な思い出がある
犬が以前にケージに閉じ込められた経験やトラウマがある場合、ケージに対して不信感や恐怖心を抱くことがある。
過去の嫌な経験は犬の行動に大きな影響を与えることがあります。
たとえば、動物病院で治療のためにケージに入れられ、長時間閉じ込められた経験からケージに対して強い不信感を抱き、ケージに入ることを嫌がるようになった。
不安やストレス
環境の変化や不安定な状況により、犬はケージに入ることで不安やストレスを感じる場合がある。
犬が安心できる環境を作ることが重要。
たとえば、留守番でケージに入ると飼い主さんがいなくなってしまう、という経験からケージを嫌がるように。
特に子犬の場合はその気持ちが強く、夜鳴きにつながることも。
ケージに入ることの重要性
- 留守番時の事故を防ぐ
- 旅行や入院でキャリーケースが必要なとき
- 車での移動時
- 災害時
犬がケージに入ることは、安全性や行動管理、トレーニングの効果など、さまざまな面で重要。
犬にとって安全なスペースとなり、犬の行動改善やストレス軽減にも役立ちます。
ケージに入ることで、外部からの危険から守ったり、誤って事故を起こしたりすることを防ぎます。
飼い主も犬の行動を管理しやすく、問題行動を抑えることができますね。
またトレーニングにも役立ちます。
「ハウス」のしつけやトイレトレーニング、社会化の一環としても利用でき、適切な行動を取らせることができます。
ケージは犬の落ち着きや従順さを促し、飼い主との信頼関係を深めるのに役立ちます。
ケージにすんなり入るための部屋づくり
- 限定した範囲を自由にさせる
- 噛んで危ないものは排除する
- ケージの入口は開けっ放し
- その中で一緒に遊ぶ
ケージやクレートの入口は開けっ放しにしておきます。
開けっ放しにすることで、ケージは閉じ込められる場所ではないことを理解します。
クレートを設置する場合は入口や上半分が取れるものは、取り外してもOK
犬を迎えたときは、限定した範囲で自由にさせます。噛んだらダメなものや危険なものは始めに取り除いておきましょう。
その中で一緒に遊んであげるといいですね。
私は柵で部屋を区切って、この部分は犬が自由にできる場所を作りました。
排泄や留守番、寝る時になったらケージにいれます。
ワクチン接種が完了し、お散歩が始まると毎日の散歩で運動でき、ストレスが発散されるのでケージにすんなり入ってくれることが多くなります。
愛犬の気持ちを満足させてあげることが大事。
このとき「ハウス」と言ってケージに入れることを繰り返すと、「ケージに入る=ハウス」ということを覚えます。
トイレトレーニングのとき「オシッコ、ハウスー」って言いながらケージに入れると「排泄するときはケージに入るんだ」と理解して、早くトイレを覚えてくれました。
ハウストレーニングの5ステップ
はじめに、無理やりケージやクレートに入れないでください。
「ハウスはいいところ、楽しいところ」と思ってもらうためです。
ハウストレーニングはトイレトレーニングを行う場合にとても有効なしつけになるので必ず行いましょう。
ケージでもクレートでもこの方法は使えるのでぜひやってみてください。
- ケージやクレートの扉は開けっ放し
- 入口手前におやつを置く
- 全身入ったら「ハウス」と言う
- 扉を閉める
- 長時間扉を閉める
大事なことはケージは「いいことがあるところ」と思わせることが大事。
無理やり押し込むと「嫌なことされる」と思い、次のステップが大変になる。
第一印象が大事!
はじめは、入口手前におやつを置きます。
上半身が入っていればOKです。
何度かやってみて、すんなりおやつを食べられるようになれば、少しずつ奥におやつを置いていきましょう。
始めからおやつを奥に入れてしまうと警戒してはいらなくなるので、初めは手前に置きます。
全身がケージに入ったら「ハウス」のコマンドを言います。
これを繰り返します。
ケージに入ったからと言っていきなり扉を閉めないでください。
すんなりケージに入るようになったら、扉を閉めます。
「ハウス」といいながら、おやつをあげて中にいれ扉を閉めます。
そして扉を開けます。
※犬に「閉じ込められた」と思わせないことが大事!
自発的に入る子もいるので、そのときはおもいっきり褒めてください^^
ここまできたら、次は長時間扉を閉めて、ケージでの滞在時間を長くします。
ある程度の時間になったらおやつをあげる。
最初から長い時間閉じないようにしましょう。
少しずつ時間を伸ばしていきましょう。
愛犬の様子を見てゆっくりステップを踏んでいきましょう。
大事なのは「ハウスはいいところ」だと思わせることです。
ハウストレーニングにおすすめのケージと注意点
ケージを用意するときの注意点
- ペット用のケージを使用する
- 木製やプラスチック製はダメ
- 網目状のワイヤーネットを使うのは危険
- 屋根があるタイプ
基本犬のケージはペット用のケージを用意します。
100均などで売っている網目状のワイヤーネットはよじ登る子もいるのでおすすめしません。
また木製やプラスチック製のケージは噛んで破片を飲み込む可能性があるため危険です。
活発な子はケージ内でジャンプするので、ケージは屋根付きをおすすめします。
愛犬の性格を踏まえて用意しましょう!
ハウストレーニングにおすすめのケージとクレート
まとめ
- 入口は開けっ放し
- 無理やりケージに入れない
- 「ハウスはいいことろ」だと認識させる
- 少しずつ焦らずトレーニングする
愛犬との信頼関係を築くために、ハウストレーニングの方法についてお伝えしました。
ケージに入らない問題を解決することで、愛犬との幸せな時間をより充実させることができるでしょう。
「ハウスはいいところ」という認識を持たせることが大事。
ケージに入らない問題は解決できます。信じて、一歩ずつ前進してください。あなたと愛犬の絆がより深まる未来を願っています。